社団法人 金融先物取引業協会への公開質問状

社団法人 金融先物取引業協会への公開質問状

 社団法人 金融先物取引業協会(以降、金融先物取引業協会と書く) のHPには
『本協会は、投資家の保護と金融先物取引業の健全な・・・』と説明されているが
実際には『一部の業者の味方になり、一部の業者を保護するため』としか思えない
対応をしているので、ここに経緯を紹介すると共に金融先物取引業協会への質問を
公開する事にします。皆さんも同様の被害にあわないように参考にして下さい。

@トラブルの始まり

2009.04.28 16:45頃
 あるFX業者とトラブルがあり、業者に電話をしても一方的に電話を切る態度しか取らず、ラチがあかないので(トラブルの経緯の詳細はこちらで紹介)、「金融商品取引苦情相談窓口:0120-64-5005」に電話をしました。 すると、担当者は「業者から連絡するように伝えておきます」と言ったので、こちらは「今週いっぱい(2009.05.01)、業者からの連絡を待つ事にする」と言って電話を切る。

2008.05.04
 週末まで(2009.05.01)、業者からの連絡を待ったが何も連絡がないので、業者に電話をして「金融先物取引業協会の人は業者から連絡があると言ったが、いつ連絡をするつもりなのか?」と言ったが、相変わらず、こちらの質問には何も返事をせず、一方的に電話を切るだけで、何1つ反省している様子も態度を改める様子もなかった。

2009.05.08 12:40頃
 「金融商品取引苦情相談窓口:0120-64-5005」に電話をして、「週末まで(2009.05.01)、業者からの連絡を待ったが何も連絡がないので、2008.05.04に業者に電話をしたが「一方的に電話を切るだけで何も態度は変わっていない」と言う。 すると上司のH氏が出てきて、「このままで終わらせるつもりはない。業者から連絡させる」と言ったので、電話を切った。

2009.05.18 16:30頃
 「金融商品取引苦情相談窓口:0120-64-5005」のH氏に電話をして「業者から連絡がない。いつまで待てば良いのか、10年も20年も連絡を待たないといけないのか?」と言うと、H氏は「そんな事はない。業者から連絡させる」と言ったので電話を切った。

2009.05.25 10:40頃
 「金融商品取引苦情相談窓口:0120-64-5005」のH氏に電話をして「まだ、業者から連絡がない」と言うと「きちんと業者から連絡させる」と言ったので電話を切った。

2009.06.10 16:00頃
 「金融商品取引苦情相談窓口:0120-64-5005」のH氏に電話をして「まだ、業者から連絡がない」と言うと、H氏は「業者は連絡したと報告を受けている」と言ったので、こちらは「そんな連絡はない」と言った。
 H氏が「法律事務所からの手紙が業者からの連絡ではないか?」と言ったので、こちらは「想像だけで確実でない話しをしても意味がない。また、代理人の介入は拒否する。訳のわからない相手からの手紙は開封する気はない。かつて、手紙に入った炭そ菌の事件もあったが、そんな事態になれば貴方は責任を取るのか?」と言った。 そして、「もし、業者が金融先物取引業協会に手紙の転送を依頼し、金融先物取引業協会が中身を確認した手紙なら開封する」と返答した。

2009.06.12 14:00頃
 「金融商品取引苦情相談窓口:0120-64-5005」のH氏に電話をして「1ヶ月以上前から『業者から連絡させる』と言っているが一向に連絡がない。業者は、こちらからの質問に返答していない」と言うと、H氏は「そんな事はないでしょう。業者から貴方がどんな事を言ったか聞いている」と言ったので、「奴らは嘘をついている。具体的に、どういう質問に返答していないかメールで送る」と言って電話を切り、30分後くらいに「業者への公開質問状」を送り、「業者は返答していると言うのなら、各質問に、どういう返答をしたのか教えて欲しい」と書いてH氏にメールを送った。

2009.06.12 19:09
 H氏から「業者の代理人弁護士から送付した文書の写しを受領したので、本日、郵送した。今後は代理人弁護士と交渉していただきますようお願いいたします」と書いたメールが送られてきたので「代理人の介入は拒否する。業者が転送を依頼したのなら読んでも良いと考えていたが『条件付きの手紙』なら開封するつもりはない」と即座にメールで返事をした。

2009.06.16 12:42
 何回かのメールでのやりとりの後、H氏から「弁護士からの文書がすべてだということです。『介入を容認しない』というのは貴方の論理で、好むと好まざるとに関わらず、いずれ貴方にとって代理人弁護士の存在は無視できないものとなると考えます」というメールが来て、「業者はこちらの質問に返答していない」という件については何も返答せず、その後、「2009.06.16 18:32」のメールを最後に、H氏も、業者と同様、「何も返答しない」「返答拒否」という態度を取っています。


Aここから(公開)質問

 金融先物取引業協会(H氏)の対応の問題点を指摘しながら、金融先物取引業協会(H氏)への質問をしたいと思います。

【質問1】
 金融先物取引業協会のHPに『投資家から苦情の申出があったときは、会員と協力して迅速な解決にあたります』とある。 しかし、約1ヶ月、「業者から連絡がある」と言うだけで、最終的には業者から連絡はなく、問題は解決していないのに、こちらからの質問や問い合わせに何も返事をしないという金融先物取引業協会の態度は、HPの説明を実行しておらず、「看板に偽りあり」ではないか?

【質問2】
 業者の代理人は『任意代理人』であり、こちらは「任意代理人とは話しをするつもりはない」と拒否できる事を金融先物取引業協会(H氏)は知っているのか?
 「『(任意代理人の)介入を容認しない』というのは貴方の論理で、好むと好まざるとに関わらず、いずれ貴方にとって代理人弁護士の存在は無視できないものとなる」というH氏からのメールの記述の意味が理解できないので説明してもらいたい。 「弁護士の任意代理人を拒否するのなら、業者は次はヤクザの任意代理人を仕向ける」という意味なのか?

【質問3】
 金融先物取引業協会の定款・諸規則のページの中の「苦情処理及び紛争の解決のあっせんに関する規則」に『第5条4 本協会は、苦情の申出人に対し、処理経過又は処理結果を速やかに連絡し又は通知するものとする。』とあるが、「処理経過又は処理結果を速やかに連絡し又は通知」はされていない。 「苦情処理及び紛争の解決のあっせんに関する規則」に書かれている事は「実際に実行しなくても良い」と考えているのか?

【質問4】
 金融先物取引業協会(H氏)からのメールに「(業者の)弁護士からの文書がすべてだ」と書かれていたが、「任意代理人からの手紙は受け取らない」と言っている相手に、このようなメールで「処理経過又は処理結果を通知した」と考えているのか?

【質問5】
 金融先物取引業協会は最初は「業者から連絡させる」と言っておきながら、2009.06.10 以降、態度を急変させて、「弁護士からの文書がすべてだ」という態度を取り、「任意代理人は拒否できる」という自由を認めない態度を取っている。 このように金融先物取引業協会(H氏)が態度を急変させたのは「業者から袖の下をもらった」「金融先物取引業協会(H氏)も業者から脅された」という程度の理由しか考えられないのだが真実を教えてもらいたい。


B悪徳業者に朗報!!!!

 悪徳業者に皆さんに朗報です。 いくら悪どい事をして、投資家からの質問を無視し続けて、投資家が金融先物取引業協会に相談をして、金融先物取引業協会から連絡があっても、金に糸目をつけず、弁護士を雇えば、金融先物取引業協会は、悪徳業者の肩を持って、「金融先物取引業協会は間に入らない」と言って、悪徳業者といっしょになって、被害者である投資家からの質問や問い合わせを無視します。(金融先物取引業協会が、そこまで極端な態度を取るには《袖の下》が必要かどうかは知らないので、詳しい事は金融先物取引業協会に問い合わせれば良いでしょう)

 金融庁も同様ではないでしょうか?  金融庁の担当者さん、違いますか?  金融庁の金融サービス利用者相談室(0570-0168811)に電話をしても、ろくに調査もしないし、そもそも、話しを頓珍漢に聞いているのだから、最初から「何かする(問題があれば改善する)」というつもりはあるのですか? (行政処分をされた業者は・・・を・・・・・・だけなのかも知れません)

 悪徳業者に皆さんは、悪どい事をして、お金を稼いで、そのお金で弁護士を雇えば、金融先物取引業協会や金融庁なんて、ちょろいものだと考えて良いんじゃないですかね。 (金融先物取引業協会や金融庁の皆さん、弁護士だけでなく、・・・も必要ですか?)

 金融庁は、本来、「中立の立場(もしくは投資家保護の立場)」を取るべき所なのに、状況を説明しても「・・・じゃないですか?」と勝手な想像で「FX業者が弁解する時に使うような言葉(FX業者を弁護するような言葉)」を平気で言い出すのには呆れ返るし、金融庁は、本来、「まず、正確な事実の把握」が必要なのに、事実を調査する前に(投資家が状況を説明している段階で)「・・・じゃないですか?」と勝手な想像で言い出すのも間違いでしょう。

 悪徳業者がいちいち弁解しなくても金融庁の人間が弁解の言葉を代弁してくれるのですから、これも悪徳業者にとっては朗報でしょう。 (但し、金融先物取引業協会や金融庁がすべての悪徳業者の味方をするかどうかは不明です。事前の手配が必要か知れないし、それを怠ると行政処分を食らうかも知れないでしょう)

 金融先物取引業協会や金融庁の皆さん、もし、『悪徳業者の味方をしていない』と言うのなら、まず、『事実を調査し』『規則にのっとって処理結果を連絡する』という当り前の事を、まず、やるできです。


C金融庁に(公開)質問

 金融庁の対応にも大きな問題があると思われるので、金融庁(N氏)の対応の問題点を指摘しながら、金融庁(N氏)への質問を書きます。

【質問1】
 金融庁のHPの中に「金融サービス利用者相談室」というページがあり、『皆様の「声」をお寄せください!』『各種情報提供を承ります』とある。 しかし、業者の問題点を指摘しても「(処分などの)結果をお知らせ出来ません」という態度を取っている。 これでは金融庁は「話しを聞くだけ」で何もしなくても我々にはわからない。
 通常、利用者が業者の問題点を指摘し、業者に事情を聞いても、素直に問題点を指摘する事は稀で、弁解をするものだが、業者の言い分(弁解)の真偽を確かめる為に、再度、利用者に事情を聞く必要がある。、 しかし、投資家の連絡先すら聞こうとしていない。
 ここで質問。 『皆様の「声」をお寄せください!』『各種情報提供を承ります』とあるが、その情報を調査する気はあるのか?  それとも、『各種情報提供を承ります』と書いてあるが、最初から利用者からの情報により調査するつもりはなく、「金融庁が気に入らないと思っている業者」についての情報提供があれば、それを「元に業者に言いがかりをつける」という目的に使う事しか考えていないのか?

【質問2】
 金融庁のN氏は、2009.07.02 に電話は「業者が弁護士を付ければ、我々は何もできない」という主旨の発言をしていたが、それなら「業者が弁護士をつければ、行政処分もしない(できない)」という事か? 
 もし、「業者が弁護士をつければ行政処分をしない」というのなら、「悪徳業者は金に糸目をつけずに弁護士を雇えば、行政処分を受けずに済む」という事で、今まで行政処分を受けた業者は「弁護士を雇えなかった業者」という事か?
 本来、「業者が弁護士を付けるか付けないか」により、その対応や結果に変わりはない筈ではないか?  もし、「弁護士をつければ、対応や結果が違う」というのなら、そんな事は、いったい、どこの法律に、そんな事が書いているのか明らかにせよ。

【質問3】
 『問題があれば改善する』『被害者をなくす(救済する)』という事が大事な事ではないか?  「処分などの結果は答えられない」というのは自由かも知れないが、金融庁は「問題を解決する必要はない」「被害者を放置しても良い」と考えているのか?
 お役所は昔ながらの「お上」という考え方で「国民はお上に従え、お上のやる事に口出しするな」という考え方で、「お役所がどういう対応をしても答えないし、文句を言うな」という事で「処分などの結果は答えられない」と言っているだけなのか?


D最後に(みなさんに・・・)

 金融先物取引業協会のHPを見て「FX業者とトラブルがあっても解決してくれる」と考えている人もいるかも知れませんが、実際には、このような事もあるので気を付けた方が良いでしょう。
 「任意代理人は拒否する」と言っても、そのような法律や常識も通用せず、逆に「いずれ貴方にとって代理人弁護士の存在は無視できないものとなる」という『脅し文句』を言われる事もあると考えた方が良いでしょう。

 金融庁に、2009.06.25 15:00頃に電話をしてA氏と約1時間話し、2009.07.02 15:00頃に電話をしてN氏と約1時間半ほど話しをして、ようやく、「金融先物取引業協会のやり取りの経緯のメモでもあるか?」と言い出したので「経緯はHPに公開している」と言って、FAXで金融庁に、このHPの内容をそのまま送ります。 つまり、約1時間+約1時間半、電話で説明して(それもフリーダイヤルではないので、電話代は、こちらの負担)、ようやく、「事実を確認する」という段階に入った所です。 我々の税金で運営されているお役所がどんな仕事をしているのか? 皆さんも注目した方が良いと思います。





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